転職後に体調不良になり、我慢すべきか?次の転職先を再度探すべきか?と悩んでる時の考え方を解説しています。
転職後や転職直後に体調不良になる人は多い
転職後の新しい環境で体調不良になる方は多いです。
体調不良は体からの警告となります。
言い換えると体調不良になるということは「今の状態はあなた自身にとってストレスがかかった状態であり今のままでは良くないよ」と言われていることと同義と言えます。
早い方なら転職3ヶ月で体調不良の影響も出る
体調不良により3ヶ月という短期での退職をしてしまいました。
転職活動での面接にて、退職理由を問われた際
体調を崩してしまい退職する事になってしまいました。
体調不良により3ヶ月での短期退職をしてしまいました。転職活動での… – Yahoo!知恵袋
転職してから3ヶ月、試用期間中ですが退職したいと考えております。
試用期間中の退職 – 転職してから3ヶ月、試用期間中ですが退職した… – Yahoo!知恵袋
体調不良(めまい、体の震え等)が原因です。
前職を1年5ヶ月勤務後転職し、転職先の会社を体調不良が原因で3ヶ月で退職しました。
前職を1年5ヶ月勤務後転職し、転職先の会社を体調不良が原因で3ヶ月で退職… – Yahoo!知恵袋
転職3ヶ月目は試用期間の最後の期間であることが多いもの。
試用期間中に実際の職場をある程度理解してしまったからこそ、
- 職場環境が変わることへのストレス
- 社内の人間関係
- 仕事の適性
- コミュニケーションの齟齬
などがわかってしまい「自分に合わない」と感じた方がストレスで胸痛や吐き気、頭痛など体調不良になることがあります。
転職後の体調不良は無理せず休む
転職先はこれまでとは違う新しい仕事環境・新しい人間関係が待ち受けているので良くも悪くもストレスを感じるのは致し方が無いことです。
転職後すぐだと休むことに気が引けて体調不良でもつい頑張ってしまう・無理してしまうこともありますが、本当に辛ければ休みましょう。
体調面で無理しすぎてはいけないことはもちろん、そもそも会社は成果を出すための場所になるので、体調不良で普段のパフォーマンスが出ないと仕事に支障が出てしまいます。
無理をするとご自身の体調的にも会社の仕事的にも良いことはありません。
体調が悪い時は無理せずに休むことも「マナー」です。
合わない職場だと入社直後から体調不良が起こりやすい
職場は家以上に時間を費やす場所、職場環境が合わなければストレスや体調不良になってもおかしくはありません。
上司が合わないからストレスで体調不良に
特に多いのが「上司と合わない」という問題です。
普段から接する機会が多い上司と合わないと終日ストレスを感じていることと同じこと。
この状態が続くことで「うつ病」「適応障害」などに発展し、仕事だけでなくプライベートにも問題を起こしてしまう人もいます。
仕事を休みがちになり辞めるのは新人もベテランも共通
辛い状況が続くと「会社に行きたくない」という気持ちが先行して休みがちになり、休職や退職に繋がることもあります。
職場に合わずに体調不良が続くようであれば『いまの職場に居続けるべきなのか?』を検討した方が良いです。
転職を決意する理由は体調不良が原因になりやすい
転職は職場での体調不良がきっかけになることが多く、特に激務・ブラック企業といった類の会社では起こりやすいと言えます。
もちろん仕事は大事ですが一番大事なのはご自身の健康です。
健康を害するレベルの職場であれば我慢するよりも転職・退職により新しい環境に身を置くことを検討した方が良いです。
転職や退職を決意した瞬間について詳しくは以下の記事もご参考になさってください。
【補足】仕事を体調不良で休み過ぎるとクビになることもある
あまりに極端に休みが続くと会社側からクビを宣告されることもあります。
もちろん体調不良は不可抗力なのでご自身に罪は無いのですが、そうは言っても労働力を期待して採用した会社側からすればその判断も致し方が無い面があります。
クビにされると会社都合になるので失業保険などは早期に得やすいですが、次が決まっていない中での突然の解雇になると生活への影響も大きいのでできる限り避けたいものです。
会社に行くと体調不良になるなら休職や退職も検討に入れるべき
会社に行くと体調不良になるなら体が無理に耐え切れず限界を迎えている可能性が高いです。
こちらの記事でも書きましたが「出勤困難症」という言葉もあるように、出勤できない自分に苦しんでいる人はいます。
腹痛、嘔吐、動悸(どうき)や呼吸困難など身体に直接的な影響も出てくるため、どうしてもの場合は我慢し続けることなく休職や退職を検討した方が良いです。
【転職ギャップ】転職して体調を崩す、転職後が辛い、と感じる人は多い
転職後の転職ギャップ(事前の想定と現実との違い)を感じる人は多く、ギャップがあればあるほどにストレスを感じて辛くなります。
過度のストレスがかかり続けると体調面にも悪影響が出てきます。
体調悪いのに仕事を乗り切るのは無理がある
体調悪い時でも仕事を乗り切るなら~、などとはよく言われますが無理です。
それ、根拠の無いただの精神論ですからね。汗
ドラマやマンガなどではそれっぽく描かれることはありますが冷静に考えてください、それフィクションです。現実はもっとシビアですから。
体調悪い=パフォーマンスが悪いなので、パフォーマンスを期待されて勤務している以上は物理的に無理があります。
その為、体調の悪さが延々と続くようなら乗り切ることよりも「職場環境を変える」ことを考えた方が良いです。
転職後すぐに転職を希望する体験談は意外と多いもの
転職後すぐの退職について
転職後すぐの退職について – 最近転職が決まり働き始めたのですが、… – Yahoo!知恵袋
最近転職が決まり働き始めたのですが、すでに辞めたいです。主な原因としては職場の人間関係が最悪な点です。
転職後すぐ妊娠が発覚しました。入社後1年未満は育休が取れないことになっています。いま一旦退職しても、また戻れますよと人事の人が話しています。
転職後すぐ妊娠が発覚しました。入社後1年未満は育休が取れないこ… – Yahoo!知恵袋
転職後すぐに転職、27歳男、大卒です。前職はコロナで倒産(宿泊業)、田舎です。
転職後すぐに転職、27歳男、大卒です。前職はコロナで倒産(宿泊業)、田舎です。… – Yahoo!知恵袋
今年の9月1日に転職をして今現在A社に勤めているのですが、B社から内定(最終面接を受けたのが8月31日)をもらっていてA社を退職してB社に転職しようか迷ってます。
- 想像と現実が違った(人間関係、想像以上に仕事がキツい、など)
- 妊娠・出産など仕方のない事情が発生
- 別の会社からの内定・勧誘
など、事情は人それぞれですが転職後すぐに退職を希望する方は意外と多く存在します。
転職先が合わないなら辞めて次を考えるべき
転職先が良いかどうか?は事前の情報だけではわかりません。
実際に職場に配属されて現場の空気感を理解してからでないと判断しようがないので、いざ転職して職場を経験し「合わない」と感じることも多々あります。
大事なことは合わないと感じた時にどうするか?です。
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」
日本国憲法(昭和21年憲法)第22条第1項|厚生労働省
このように日本では職業選択の自由が定められています。さらに、
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法第627条
退職も労働者の権利として民法で定められています。
つまり、合わなかったら無理に我慢することなく退職し、次の職場を探せば良いのです。
転職したけどすぐにでも辞めたいと感じた時は以下の記事もご参考になさってください。
早期退職は選択肢の1つでしかない
特に日本人はそうですが、早くに辞めることに対してネガティブな印象を持ちすぎです。
ですが、早期退職は何も悪いことではありません。退職はあなたの仕事や人生の助けになる選択肢の1つでしかありません。
合わない会社はどうしても合わないですから、無理に合わせるのではなくあなたにあった会社を探した方が賢明です。
だからこそ入社後には「試用期間(会社とあなたとがマッチするか?を確認するお試し期間)」が設けられているわけですから。
試用期間中や試用期間後の早期退職で悩んでいる方は以下の記事もご参考になさってください。
転職が失敗続きで退職する事だってある
実際の職場を体感しないと良い・悪いがわからない以上、転職が失敗続きにあることもあります。これは確率論の話なので誰もがその可能性が出てきてしまうのです。
転職が失敗続きで「私はなんて運が悪いんだ」などと気持ちが滅入ってしまうこともあるかと思いますが、不可抗力に過ぎませんので過度に思いつめ無い方が良いです。
転職に失敗し続けた時の考え方については以下の記事もご参考になさってください。
転職エージェントとの関係は早々に切らない方が良い
転職エージェントを介した転職を行う方も多いかと思いますが、転職したからと言ってすぐに転職エージェントとの関係は切らない方が良いです。
何故なら転職ギャップを感じて再度すぐに転職する可能性があるためです。
現場を経験して自分で「この会社なら大丈夫」と感じるまでは連絡を取れるようにしておきましょう。
また、いざすぐに転職ができる環境を保持しておけると、万が一会社で理不尽なトラブルがあっても職場の理不尽を指摘しやすくなります。(万が一怒られて首になっても次に転職すれば良い、という安心感があるので強気で意見を主張できるため)
いざという時の後ろ盾や安心感があると仕事で活動しやすくなるので転職しても転職エージェントとの関係は早々に切らないこれは社会人スキルの1つとして覚えておいてください。
エージェントがいない場合
エージェント無しに転職活動をしてきた方はぜひ1度転職エージェントに申し込んでおいてください。
上述したようにいざ何かあったときの後ろ盾や安心感をもって社会人生活を遅れるのは心強いものです。
「あなたの状況」によって相談するエージェントは異なります。
例えば新入社員の方が転職するなら「第二新卒」として見られるため、第二新卒に特化したキャリアスタートなどを中心にいくつか登録しておくと良いでしょう。
【第二新卒に強い転職エージェント】
辞めにくい時は退職代行に相談して辞める
- 辞めたいのに辞めさせてくれない
- 入ったばかりで辞めにくい
- 自分から退職を切り出すことが出来ない
- でも、どうしても辞めたい
という方であれば労働組合が運営する退職代行サービスに相談して辞めてしまいましょう。
なぜなら、確実に退職が成立するからです。
お手持ちのスマホから電話やLINE(メールでも可)で相談可能。代行業者が動き出した瞬間から職場に行くことも連絡する必要も無くなります。
希望があれば即日から代行業者は動き出してくれますので、早ければ相談した即日から会社に行かなくても良い状態になることもできます。
具体的に実現できることとして、
- 確実に退職が成立する
- 自分から退職を切り出さなくて良いので心理的に楽
- 即日から会社に行かなくても良い状態になれる
などがありますので、あなたが代行サービスに支払う代金以上の利用メリットがあります。
そのため、もしあなたが
- 辞めさせてくれなくて困っている
- 辞めたいけど言い出しにくい
- トラブル無くすぐにでも辞めたい
等の場合は迷わず労働組合が運営する退職代行サービスを利用することをおすすめします。
転職してからずっと体調不良が続く仕事なら「次」に切り替えた方が良い
転職はどれだけ事前の調査をしても最終的には「確率論」や「運」の要素があります。その為、運悪く転職先選びに失敗することもあります。
ですが、転職の失敗は運や確率論である以上、あなた自身に悪いことなんてありません。だからこそ仮に転職に失敗してもご自身に対してネガティブに感じたり、自分を追い詰めるようなことはしないでください。
大事なことは失敗したときに我慢せず『次』に切り替えることです。
昨今、人手不足が影響してありがたいことに探沿うと思えば会社や仕事はたくさんあります。自分の体調が崩れるほどシンドイ職場は我慢する義務も必要性もありませんので、ダメだったら次に切り替えてご自身にとって良い職場環境を追求していきましょう。