「AdSenseサイト運営者向けポリシー違反レポート」というメールが届いたときの対処法を解説します。
ちなみにこのメールはAdSenseの収益だけでなくSEO評価にも影響を及ぼす可能性があるので、無視せず早々に対処してください。
「AdSenseサイト運営者向けポリシー違反レポート」とは
AdSense広告を貼っているブログ運営者にポリシー違反していることを伝える警告メールとなります。
このメールが届いたということは、ご自身のブログのどこかのページでAdSenseポリシーに違反していることになります。無視せず対応しましょう。
文面は次の通り。
- ポリシー違反しているページがありました
- 広告制限されますよ
- 違反してるコンテンツ(ページ)を修正し、審査のリクエストをしてね(もしくは違反しているページから広告コードを削除)
アドセンスで収益化している人にとっては死活問題になるので無視せず修正対応しましょう。
アドセンスポリシー違反の箇所が分からない時の確認手順
メール文中の「AdSense ポリシーセンター」をクリック。
もしくは自分のAdSenseアカウントにログインし、 アカウント>ポリシーセンター を開きます。
ポリシーセンターではこのような画面が表示されます。
「問題のあるサイト」と書かれている箇所が修正すべきページですのでクリックして詳細を確認します。
このページが問題のページとなりますので修正します。
今回は「アダルトコンテンツ(性的な内容を含むコンテンツ)」が違反しているとして検出されました。
詳細を確認するには、日付の横にある「V」のマークをクリック。
該当ページの状況と対応策が書かれていますので、内容を確認して対処します。
【補足】
今回のびるぶろの問題点としては「お客様の一部のコンテンツに関する問題により、一部の広告主がお客様のページに広告を掲載しないよう選択しました。」とのことでした。
客観的に見て広告主さん側からNGの判断になった、ということですね。
誤解の無いようにお伝えしておくと(自分の名誉のため。笑)、びるぶろではアダルトコンテンツは設けていません。
コンテンツに「ペロペロ」という単語があるので、もしかしたらそれが何かしらの判断に引っかかったのかな?と思います。
該当ページはこちら↓
とはいえ、第三者が見てそう思わせてしまうのであればそれはブログ運営者側の落ち度だと思いますし、AdSense広告は自分だけでなく広告主さん、Googleさん、自分、読み手、という様々な目線から成り立っているものですから修正するのが道理かと思います。
僕としては非常にいい勉強になりました。
【補足】ポリシー違反の広告があると「SEOにも悪影響の可能性」の理由
詳しくはそれぞれご覧いただくと良いと思いますが(勉強になるので1度は読んで置いた方が良いですよ!)、「価値のない、しょーもない記事・品質の悪い記事はSEO評価しませんよ」という旨が書かれています。
AdSenseのポリシー違反した記事=Google側としては評価できない記事・品質の悪い記事、ということですので、AdSenseの収益はもちろん、SEO評価としてもネガティブな影響を受けないためにしっかり修正しましょう。
【対処手順】アドセンスポリシー違反の解除を申請する流れ
- 該当ページを削除する
- AdSense広告を削除する
- 該当箇所を修正する
いずれかの手順を取ります。
びるぶろでは「AdSense広告を削除する」を選択したのでその手順を解説します。
自動広告かどうか?で手順が変わります。
【自動広告の場合】
Google AdSenseにログインし、 広告>サマリー の順にクリック。
続けて、問題のあるWebサイトの右側にあるえんぴつのマークをクリックして広告を編集します。
画面右側にある項目「ページ除外」の横にある「管理」をクリック。
「除外設定を追加」をクリック。
- 広告の掲載を除外したいページのURLを入力
- このページのみにチェック
- 「追加」をクリック
最後に「サイトに適用」をクリックすれば完了です。
「このページのみ」の箇所に該当のURLが標記されていれば問題ありません。
なお、他にも申請したいページがある場合は「除外設定を追加」をクリックして同じ手順で対応してください。
また、誤って登録した場合は該当URLの右わきにカーソルを合わせるとクリックできるので「削除」を選びましょう。
【自動広告ではない場合】
僕はテーマにCocoonを使っており、Cocoonの広告設定からAdSense広告をコントロールしているのでその体で解説します。
該当記事のIDを取得します。
ダッシュボードの投稿画面から該当記事を探してください。
Cocoon設定>「広告」のタブ をクリックして下にスクロールしてください。
「広告除外記事ID」の項目に先五度取得した記事のIDを記載して「変更をまとめて保存」をクリック。
「設定は保存されました。」が確認できたら設定完了です。
【共通して最後に行うこと】
指摘をメール文中の「AdSense ポリシーセンター」、もしくは自分のAdSenseアカウントにログインし、 アカウント>ポリシーセンター を開いて該当ページを再度確認してください。
該当ページにチェックを入れて「審査をリクエスト」をクリック。
「審査リクエストフォーム」が表示されるので、「ガイドラインで示されたあらゆる手順を実施したうえで、このページの審査をリクエストします。」にチェックを入れて「審査をリクエスト」をクリック。
「ページを審査に送りました。審査が完了次第、お知らせいたします。」と出てきたら作業完了です。
ポリシーセンターでは「審査中」と表記されます。
登録メールアドレスに対しても「ページレベルの審査リクエストを1件いただきました。」という案内が届きます。
あとは待つだけです。
ポリシーセンターに掲載されているポリシー違反の案内も数日で無くなります、お疲れ様でした。
【後日談】1日で審査完了
直ぐに審査結果が届きました。
「いただいたリクエストに従って 1 件のページを審査した結果、審査の時点では該当ページにポリシー違反は見つかりませんでした。」という審査結果をいただきました。
ポリシーセンターを確認したら審査内容も消え、「問題は検出されませんでした」と表記されてました。
【参考】他のポリシー違反の種類
- 性的なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 爆発物に関するコンテンツ
- 銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
- その他の武器および兵器に関するコンテンツ
- タバコに関するコンテンツ
- 危険ドラッグに関するコンテンツ
- アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
- オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
- 処方薬に関するコンテンツ
- 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
- Google Play ストアから削除されたアプリ
これらがポリシー違反の種類です。
AdSense広告を利用している方は必ず1度は見ておきましょう。
大雑把に言うと
- アダルト系・性的なイメージを持たせるもの
- 暴力的・破壊的な危険性をイメージをさせるもの
- ギャンブル・ラバ子・アルコールなどの中毒性の高いもの
こうしたコンテンツは避けよう、ということです。
ですが、言葉の解釈・理解の仕方は人それぞれになるので「自分では○○と思ってた」等と都合の良い解釈になることもあります。
そのため、主観的な判断ではなく厳密なルールはどうなのか?をポリシーページから必ず確認しておきましょう。
まじめなコンテンツ作り・ブログ運用をするのみ
- 問題が起こったらその都度対応
- 問題が起こらないようにルールを準拠したコンテンツ作り
地味ではありますが、ルールに則ったまじめなブログ運用が一番の対策です。
- 広告主
- 自分
- 読み手
それぞれにとって不快な思いをさせないコンテンツを作り続けてきましょう。
アドセンス運営で広告の種類増やしたいときは以下の記事もご参考になさってください。