サジェストキーワードの取得は有料ツールを使えば楽だし沢山の情報を取得できはしますが、
- 「お財布事情的に無料の方が、、、」
という人もいれば
- 「有料ツール使うほど活用するわけじゃないし、、、」
という人もいるわけで、本記事ではそういう人向けに無料で使えるサジェストツールを紹介します。
アドセンスやアフィリで月100万以上やるぞ!、法人だから予算あるぞ!みたいな立場の人でもない限りは無料ツールや無料利用分の範囲内で十分目標達成出来ちゃうので焦らないで良いですよ^^
有料ツール使いたいなら無料である程度の成果が出てから検討し始めるぐらいで十分です。
無料で使えるサジェストツール10選
1.ラッコキーワード
- Bing
- Youtube
- Google動画
- Amazon
- 楽天
- Googleショッピング
- Google画像
以上のサジェストキーワードが取得できます。
1日の利用回数に制限はありますが無料でサジェストキーワードが十分に取得できます。有料プランもありますが無料プランで十分にブログ運営ができます。
他にも細かいことを言えば
- マルチサジェスト
- Q&A検索
- ニュース/話題の記事検索
- Googleトレンド
- 見出し抽出(検索上位分析)
- 共起語取得(検索上位分析)
- 周辺語・連想語
- 類語・同義語
など、キーワードサジェスト以外の機能もあるので便利です。
2.KOUHO.JP
- Amazon
- 楽天
- Bing
- はてな連想後
- ヤフー知恵袋
- Twitter共起語
以上のサジェストキーワードが取得できます。
無料ユーザー登録をすると、30件まで検索履歴を残すことができるようになります。また、キーワードのリストをテキストファイルとしてダウンロードしたり、現在と過去の検索結果の比較が可能
3.ウーバーサジェスト(無料版)
ドメインかキーワードを入力するだけでコンテンツ作成に欠かせないキーワード候補を提案してくれます。無料版は1日のいよう回数に制限がありますが業者のような使い方ではなく、個人使用であればさほど大きな問題はありません。(有料プランにすると回数制限が無くなります。)
競合他社よりも上位表示されるコンテンツ作りのヒントも提示してくれますが、SEOはあくまで相対評価であり絶対的な答えは提示が難しいのでヒントに対して依存はしないように。あくまでヒント・参考情報ぐらいの温度感で活用するぐらいがちょうど良いです。
なお、キーワード調査以外に、ドメイン概要やコンテンツアイデア、被リンクデータなども抽出できます。
4.キーワードプランナー(無料版)
Googleが公式にリリースしているキーワード分析・関連キーワード取得ツール。Googleアカウントさえあれば無料で利用可能。有料プランにすると検索ボリュームも調べることが出来ます。他にも入札単価の確認もできます。
Google検索エンジンでキーワードを取得する際の王道ツール。
5.keyword.io
- YOUTUBE
- AMAZON
- BING
- YANDEX
- WIKIPEDIA
- EBAY
- ALIBABA
- PLAYSTORE
- FIVERR
- FOTOLIA
- QUESTIONS
以上のサジェストキーワードが取得できます。
また、抽出したキーワードをダウンロードすることも可能ですのでキーワード収集作業で便利です。
アカウント登録が必要になりますが、英語表記なのでその点だけ手間ですが、無料ですし項目自体はわかりやすいので問題無く登録できるかと思います。
6.Keyword Tool
- Bing
- YouTube
- Amazon
- eBay
- AppStore内で検索されているキーワード
以上のサジェストキーワードが取得できます。
アカウントを作成しなくても利用できるので便利。
利用者数が多いYouTubeやAmazonにおける関連語を調査できるため、豊富なキーワードを探せるだけでなくコンテンツの質を高めるヒントになったりなど重宝します。
有料版に登録すると平均検索ボリューム、クリック単価、競合性なども調査することが可能ですが、ブログ運営を数る上では無料版で十分に魅力的な内容になっています。
7.OMUSUBI(おむすび)
- Bing
- Youtube
- Wikipedia
以上のサジェストキーワードが取得できます。
また、サジェストをマインドマップ化してくれるのでキーワードの繋がりをイメージしやすく検索ニーズを深掘りして理解する際に便利です。
8.keysearch Beta
- 世界のGoogleサジェスト
が取得できます。(現在は日本、アメリカ、タイ、インドネシア、台湾に対応。)
OMUSUBIと同様、マインドマップ化してくれるのでキーワードの繋がりをイメージしやすく検索ニーズを深掘りして理解する際に便利です。加えて、調査したキーワードをCSVまたはSVG形式で保存することもできます。
記事案をWeb上で作成することができるので作業時間短縮も合わせて行いたい方におすすめ。
9.キーワードリサーチャー
- Youtube
以上のサジェストキーワードが取得できます。
OMUSUBIやkeysearch Betaと同様、サジェストをマインドマップ化してくれるのでキーワードの繋がりをイメージしやすく検索ニーズを深掘りして理解する際に便利。加えて、調査したキーワードをCSV形式で保存することもできます。
10.Keyword Explorer
検索ボリュームや難易度なども踏まえてサジェストを表示してくれます。
ただし、注意点として。
各指標の基準はGoogle基準ではなくツール開発元のMoz独自の指標となっています。また、そもそもがアメリカのWebサイトなので日本語で調査を行う際は数値に若干の不具合が起こることがありますので各種の数値はあくまで参考ベースに捉えると良いでしょう。
新しいサジェストキーワード発掘の一環として他と併用しながら利用するぐらいが良いでしょう。
その他:補足ツール
上記ツールが上手く使えない、もしくはより幅広いキーワードを取得したい場合に利用してください。
なお、名称を見ればわかる通り特定のサービス領域のみに対応したキーワードツールとなります。また、それぞれ会員以外の検索回数は1日1回となります。
a.グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
Googleのサジェスト機能で表示されるキーワード候補を1回の操作で一度に表示させ、csvでまとめてダウンロードできます。
b.ヤフーサジェスト キーワード一括DLツール
Yahoo! JAPANのサジェスト機能で表示されるキーワード候補を1回の操作で一度に表示させ、csvでまとめてダウンロードできます。
c.ビングサジェスト キーワード一括DLツール
bingのサジェスト機能で表示されるキーワード候補を1回の操作で一度に表示させ、csvでまとめてダウンロードできます。
ユーチューブサジェスト キーワード一括DLツール
YouTubeのサジェスト機能で表示されるキーワード候補を1回の操作で一度に表示させ、csvでまとめてダウンロードできます。
アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール
amazonのサジェスト機能で表示されるキーワード候補を1回の操作で一度に表示させ、csvでまとめてダウンロードできます。
複数のツールを紹介した理由
一見すると機能がかぶっているようにも見えますが、同じGoogleサジェストを収集してくるツールでも収集具合が異なることがあり、複数個使うことでより漏れなくチェックすることが出来ます。
加えて、Googleとは別に独自基準のサジェスト収集をするツールもあるので、それらも併せればより多くのキーワードに触れることが出来る=検索ユーザーへのアプローチの幅が広げることが出来ます。
また、使いやすさもそれぞれ異なります。
以上の理由からサジェストツールを複数種類紹介しています。
使いやすいメインツールを1つ決めよう
どれが良い・悪いということではありません。それぞれ優秀で便利なツールです。
それぞれ1度試していただき、その中からご自身が一番使いやすいものをメインツールとして据え置いて日々利用すれば良いでしょう。それ以外のツールはメインを補助するぐらいのスタンスで取り扱っていきましょう。
その他、無料で使えるキーワードツール
Googleトレンド
キーワードの人気度(需要)が推移グラフや数値で確認できます。遡って過去のから現在までの需要がグラフと数値で比較できるので息の長いキーワードか、一瞬だけのトレンドキーワードか?などが分かり短期勝負・中長期勝負、何方の戦い方にすべきか?の指標になります。
無料で使えるAmazonキーワードツール
Twitterのサジェストツール
無料で使えるyoutubeキーワードツール
共起語分析ツール – ContentSearch
特定のキーワードにおける共起語が抽出でき、独自の採点システムから重要な関連語が取得可能。
必要な共起語をコンテンツに含める際の参考になるので、新規記事作成やリライト時に効果的なツール。
共起語調査ツール – サクラサクラボ
特定のキーワードにおける共起語が抽出できて、出現頻度(回数)に応じてランキング形式で関連語がわかります。
このツールでわかるランキング上位の共起語を記事に含めると検索クエリとの関連性を高めることができるので、ページの品質向上につなげることが可能になります。
なお、利用には無料会員登録が必要になります。
共起語検索
Googleの検索ワードTOP30サイトを母集団に共起語を抽出します。
【共起語について】
共起語は任意キーワードの文章を書くにあたって「キーワードと合わせて使用される確率が高いワード」になります。例えば「ラーメン」と検索したら『醤油』『とんこつ』といった具合で併せて使用されることが多い言葉=共起語だと思ってください。
上位表示されている記事を分析し、メインキーワードに対して併せて使用されることが多いキーワードを抽出することが出来た場合、その内容を自身の記事にも反映すればコンテンツの品質自体は上位表示サイトに近付けることが出来るのでSEO対策上、評価をされやすくなる傾向があります。
コンテンツ作りで重宝するので併せて利用を検討してみてください。
目的別、キーワードツールの使い方
基本的な取り組み方
SEOブログ運営と言えばキーワードプランナーやラッコキーワードによるGoogleサジェストでキーワードを取得するのが一番メジャーな作業になります。
初めてのキーワード調査や困ったときはこれらから取り組むのが良いでしょう。
ライバルを避ける取り組みの場合
SEOブログ運営をする=Googleの検索エンジン上で活動する、ということになります。
よって、Googleに関与するキーワードツール(Googleサジェスト、Googleキーワードプランナー)を利用するのがキーワード収集時の王道です。
王道ということはキーワードの収集先が同じになりやすいということ。つまり、どうしても競合になりやすいわけです。
よって、ライバルを避けるならメジャーどころ以外のツールやサジェスト機能を利用した方がライバルは避けられやすいです。
物販系キーワードに取り組む場合
Amazonや楽天、eBayなど通販サイトでのサジェストはより購買意欲に近いキーワードが出現することもあります。
通販サイトにいる時点で(ほぼ)購入前提ユーザーであり、そんなユーザーのためのサジェスト機能である以上、購買に近い可能性が高い、と考えられます。
よって、特定の商品や類する商品を申し込んでもらう際のキーワードのヒントとしてはAmazonやeBayのサジェストを眺めるのは一定の参考になります。
最新情報を追いかける場合
Googleトレンドを利用して最新のキーワードを追い掛ける、もしくはTwitterのトレンドやYahoo!リアルタイム検索を追いかけると最新情報・キーワードを見つけやすいです。
すぐに作業ができる!というタイプのブログ運営ならこうしたトレンドを追い掛けるのも選択肢の一つと居rます。
キーワードで選定の仕方に関しては以下でもまとめています。成約候補キーワードと集客用キーワードを分けて収集できるやり方になっているのでご興味ある方はダウンロードして試してみてください。
まとめ
有料と無料、どちらが良い・悪いという話ではありません。目指すものや立場によって選択肢が異なるだけの話です。
また、有料じゃないと成果が出ないということも一切ありません。無料ツールだけで会社の給料よりも沢山成果出している人もいれば、有料ツール使っているのに一切成果が出ないケースも腐るほどあります。苦笑
僕も両方使ってきてますけど、どっちでも成果出てます。笑
要するに「使い方」の問題です。
有料であろうと無料であろうと使い方が間違っていれば成果は出ないし、正しければ成果が出る、というだけです。
有料の方が無料よりも取得できるキーワードの数や使用回数などが豊富、というぐらいに考えておけばOKですから、無料だから~、有料だから~、に固執しすぎないようにしてくださいね。
キーワード選んだらブログ運営の設定もしておきましょう。詳しくは以下の記事もご参考になさってください。