サンドイッチを前日に作るのがアリかナシか?というと、具材に寄るんですね。
考え方は「衛生的な観点」「おいしさの観点」で分類されるので、ご参考までに。
コロナだから遠出は難しい、だからこそ身近なところで楽しめるようにしたいじゃない。
サンドイッチは前日の夜に用意しておくのは大丈夫?
前日に作って大丈夫の場合
1、マヨネーズサンド系統
マヨネーズは殺菌力のある酢と食塩などを含んでいるので防腐作用が強いのが特徴。
マヨネーズに病原菌を試験的に添加しても、24時間以内に死滅してしまうほどです。
マヨネーズなどに関するQ&A|よくお寄せいただくご質問|お客様相談室|キユーピー
という実験結果もあります。
もちろん限度はあるので、マヨネーズを薄めてしまう具材(ツナや水っ気のあるものなど)が多いと難しいですが、余程極端な事をしなければ前日に作る具材としては候補になります。
2、卵やハムチーズなど火を通して水っ気のない具材
- 焼きそば
- カツ
- 加熱したハム
- ゆで卵
- ツナ
- チーズ
ほかにもスパムや照り焼きチキンなどもアリです。
3、ジャムなどの糖度が高い具材
糖度が高く菌が繁殖しにくいジャムやマーマレードを使うのもアリです。
ジャム系はあらかじめマーガリンをパンの表面に塗って、その上からジャムを用意しておくと当日のぐちゃぐちゃ感も少ないです。
4、冷凍保存も前日用意対策にはなる
水っ気のある野菜を具材に挟んでいないサンドイッチなら前日に作って冷凍保存しておくこともできます。
詳しくは以下の「生野菜系統」をご覧ください。
前日に作ってはダメな場合(当日じゃないとダメな場合)
レタスなやキュウリなど生野菜系統
レタスやキャベツの類ですね。
水っ気があるので当日ぐじゅぐじゅになりますし、それ以上に衛生面的にマズいので無し。
湯通ししたり塩を使って調理することで多少はリスクヘッジになりますが、そうはいっても結構怖いので基本的には生野菜系の前日用意は無しの方が安全です。
前日の夜にしっかりと保管しよう
前日作ったサンドイッチは1つずつラップで包んだり、包んだサンドイッチをジップロックに入れたり(中の空気はしっかりと抜くこと!)、で保存しましょう。
とはいえ、前日は当日の下準備までが一番無難
個人的には前日は作らず「下準備」だけにしておき、当日朝に下準備した具材をセットするほうが衛生上安全ですし、下準備があれば当日の動きもてきぱきとできるので一番無難な対応だな、思ってます。
パンは冷凍庫で凍らせておき、生野菜はもちろん加熱したハムや卵などもパンにはさみやすい大きさにカットしておく。当日は挟むだけで完成!の状態にして下準備、です。
まとめ
もちろんご家庭ごとにご事情や忙しさも違うので何をやっても全部正解だと思いますが、個人的には安全対策が第一派なので前日は下準備まで、という感じです。
当日楽しめればそれが一番の正解だよね。