職場に恵まれないに恵まれない人の傾向や対策について解説しています。
良い職場に恵まれない理由を理屈で考えてみる
「良い職場に恵まれない、、、」と感じることは多いと思います。
僕もブラック企業経験があるので同じ気持ちを持った人間の一人。
職場に恵まれない時にその手の悩み解決の情報を調べていくと
- 厳しい環境だからこそチャンスととらえる
- 運や波動の乱れが影響している
といったフレーズがしばしば見かけることがあるかと思います。
間違っているとは言いません、その可能性も0とは言えないですからね。。
ですが、もう少し現実問題として捉えた方がより良い次なる改善案を発見しやすいと考えています。
体験談としてそう思ってます。
まずは「職場に恵まれない」という抽象的な言葉を1つずつ具体的な原因に切り分けてみてください。
原因に対して
- 自分の頑張りで解決できるもの
- 自分の頑張りで解決できないもの
を区分けし、今の自分の頑張りで解決できる範疇であれば頑張ってみる、そうで無ければ退職・転職する、と考えてみてください。
大枠以下にまとまりやすいです。
仕事に恵まれない
仕事に恵まれない場合、より細分化して原因構造まで考えると以下に区分けされます。
- 自分の求めていた仕事が無い(入社前のイメージと違った)
- 自分の好きな仕事ができない(今の会社に希望の仕事が存在しない)
- 頑張っても認められない(「頑張る」が優先される思考)
- 頑張って且つ目標も達成しているのに認められない(会社の評価基準の問題)
- 仕事をこなし、目標も達成しているのに金銭的に満足できない(金銭的な問題)
以下、クリックすると核問題に対する詳細が表示されます。
「1」はよくある悩みと言えます。特に新卒に多いですが(初めて仕事をするから仕事のイメージが予想できないため)、中途でも転職活動で会社の分析が足りないと起こりうることです。いまの会社での楽しみを見つけられるなら頑張りがいはありますが、そうでなければ転職しないと問題は解決されません。
「2」はもともと会社にはその仕事が存在していたがある時を境に事業を撤退することになりできなくなった。もしくは、そもそも希望の仕事が無い会社に入ってしまった(取りあえず入社することが目的の場合、など)、などで起こる問題です。「1、」と同様にいまの会社での楽しみを見つけられるなら頑張りがいはありますが、そうでなければ転職しないと問題は解決されません。
「3」は特に新卒に多いと思いますが、ドライな言い方にはなりますが会社は頑張る事ではなく「成果」を求めます。頑張っても成果が出なければ認められません。会社が営利企業である以上、仕方のないことではあるのですが、この考え方に慣れない内はストレスを感じやすい悩みと言えます。転職しようがしまいが会社に勤める以上はこの悩みは付きまとうので考え方を変えていくのが良いかと思います。
「4」は社内の人間関係(えこひいき、好き嫌い、など)に問題があるので、誰かに相談して解消できるレベルであれば相談すべきですが、むずかしそうなら辞めて、正当に評価してくれる職場に転職した方が良いです。
「5」は会社の仕組みと財源に影響する問題です。今の会社に居続けても解決はしないので、転職して成果に応じた歩合が発生する別の企業に進むべきと言えます。
上司に恵まれない
上司との相性、上司に何を求めているのか?によるので解釈が難しいのですが人間関係である以上合う・合わないはあります。
1度は歩み寄ってみて欲しいです(むかつくと思いますが。汗)。
歩みよった結果、「この人こういう風に接すればいいんだ」となれば調子を合わせていけば良いと思います。ですが、歩みよっても「あー、コイツ無理だわ」となればその職場は辞めましょう。
無理な人間と我慢して居続けるのは必ずどこかのタイミングでトラブルになります。
喧嘩別れぐらいならまだ良い方で、万が一にも「うつ病」「適応障害」などにまで発展したらプライベートにも多大な影響が出てしまいます。
職場の人間関係から人に恵まれない
人間関係の悩みは代表的な悩みの1つ。
上司問題と同様に人間関係である以上合う・合わないはあります。
人間関係トラブルは(個人的には)歩み寄る必要は無いと思っているのでその体でお答えしますが「無視して仕事に支障が出ない」なら会社に残っても良いと思います。ですが、それが難しいのであれば退社しましょう。
職場の人間はほぼ終日接する人間です、それこそ家族以上にご自身の人生を共にすることすらあり得ます。
- 自分の人生を毎日ストレスで費やすのは個人的に得策とは思えない
- 悲しい言い方ですが、仮に注意しても人の性格は直らない(大人になると特に)
と考えるので辞めた方が良い、という判断です。
仕事運がない人の特徴を理屈で考えてみる
「運」の良し悪しは数字で計測出来ないので判断が難しいですが、傾向として
- 愚痴や悪口が多い人
- 言い訳が多い人
- 諦めやすい性格
- コミュニケーション不足
などは仕事運が無い風には見られやすいです。
- 愚痴や悪口が多い → 嫌なやつに見られやすいので味方を作りにくい
- 言い訳が多い人 → 面倒なやつに見られやすいので味方を作りにくい
- 諦めやすい性格 → 応援しにくい
- コミュニケーション不足 → 相手のことがわからないので接しにくい
などをイメージしてみるとわかりやすいかと思います。
人間、どうしても頑張っている人や前向きな人に惹かれやすいので、その反対の行動を取る人には接しにくくなるもの。
その結果として良い仕事が自分の手元に届きにくくなり「仕事運がない」という状況にはなりやすいと考えられます。
恵まれてる人が嫌い!と態度で出してしまう
要するに「嫉妬」ですね。
淡々と書きましたが個人的にはこの感情に長いこと付きまわれているので凄くわかります。
本音言えば、そんな奴見るとむかつきますから。汗
ただ、嫉妬を態度に出してしまうと周囲から敬遠されるのも事実です。難しいところです。。。
仕事運がない人は逆に恵まれてると見られる面もある
なお、仕事運の無さはネガティブなだけでなくポジティブな要因もあります。
仕事運が無い、だからこそすぐに新しい環境に移動する(転職・独立など)こと長けているとも言えるためです。
環境を変えることにストレスを感じ、二の足を踏んでしまう方が多い中でスピーディーに切り替えが出来るのは現代社会においては強みの一つとも言えます。
すぐに行動に移せないタイプの型からするとうらやましい・恵まれてる、と見られることもあります。
職場に恵まれないことはスピリチュアルな要因があるのか?
スピリチュアル自体は嫌いじゃないですが、僕自身および僕の周辺でスピリチュアルに傾倒して問題が解決した人、幸せな人生を送っている人が居ないので、ここではスピリチュアルに傾倒しすぎない現実的な考えのもとで解説していきます。
人間関係に恵まれない、上司に恵まれない人はスピリチュアルな問題?
人との出会いはご縁でしかないのでご縁をスピリチュアルと捉えるならスピリチュアルな要因と言えるかもしれません。
ですが「スピリチュアル」の一言だけで処理するにはテーマが大きすぎる・判断ができないため絶対とも言えません。
人に恵まれる・人に恵まれないはスピリチュアルで割り切るべきか?
ご縁をスピリチュアルと捉えるならスピリチュアルな要因と書きましたが、かといってスピリチュアルで済ませるだけも良くないのも事実。
仮に苦手な相手がいたとしても、勇気をもって話してみたら親友・戦友レベルになることだってあります。また、自分にとって良い人が向こうから勝手に来てくれることだけに依存しているならそれは「甘え」なだけです。
よって、スピリチュアルな考えは持ちつつも自分からも歩み寄る努力は大事だと思います。
なお、人に恵まれていないと感じる人はご自身の行動が影響している可能性があります。
- 自分本位で相手のことを考えない
- 自分のメリットばかり考えている
- 相手を見下してしまう
- 自分にだけ良いリターンがあると考えてしまう
など、自分本位な人は相手からも敬遠されてしまいます。
敬遠されるとあなたについていく人がいなくなり、その結果「自分は人に恵まれていない」となります。
モラハラな職場はスピリチュアルと関係無い
モラハラは「パワハラ防止法(正規名称:改正労働施策総合推進法)」という法律でハラスメント行為の禁止がされているのでモラハラがある=ハラスメントがある=違法行為、となります。
よって、モラハラな職場はスピリチュアル云々ではなく「会社として機能していない」というだけのことであり、明確な「違法企業」というだけです。
違法行為に対して泣き寝入りする必要はありません。
ハラスメントをされたときの対策は
- 相手に泣き寝入りせずに毅然と立ち向かう
- 自分で立ち向かえない時は第三者を介入させる
となり、改善の兆しが無いならそんな違法行為が蔓延する職場は辞めてしまいましょう。
ハラスメントで辞めたい場合は以下の記事をご参考になさってください。
仕事に恵まれないのはスピリチュアルというよりも理想と現実のギャップによるもの
「仕事に恵まれない」でもお伝えしたように、認められない・仕事自体ができない・金銭的な問題などに関係していることが多く、ご自身の目的に対して満足した環境に居られないことで発生しやすいものです。
そのため、現実的に考えて不満なら別の職場に転職することを検討した方が問題解決には役立ちます。
仕事の辞め時のサインはスピリチュアルに頼るよりも自分の目的に対して判断した方が良い
仕事の止め時は天からの掲示が振ってくるものではありません。
- お金が足りない → より給与の良い職場へ
- 子供がいるので大変 → 子育てに理解のある職場へ
- 別の仕事がしたい → やりたい仕事ができる職場へ
- 人間関係が合わない → 心機一転、別の職場へ
など、ご自身のその時その時の目的に合わせて仕事を辞める・辞めないを判断した方が良いです。
【補足】どうしても場合は退職代行に相談して辞めよう
- 職場に恵まれないから辞めたい
- 退職希望を出しても辞めさせてくれない
- 自分から退職を伝えるのは難しい
- でも、今の職場はすぐにでも辞めたい
という方であれば労働組合が運営する退職代行サービスに相談して辞めてしまいましょう。
なぜなら、スピリチュアル関係なしに確実に退職が成立するからです。
お手持ちのスマホからLINE(電話、メールでも可)で相談可能。代行業者が動き出した瞬間から職場に行くことも連絡する必要も無くなります。
希望があれば即日から代行業者は動き出してくれますので、早ければ相談した即日から会社に行かなくても良い状態になることもできます。
具体的な利用メリットとしては、
- 確実に退職が成立する
- 自分から退職を切り出さなくて良いので心理的に楽
- 即日から会社に行かなくても良い状態になれる
などがあります。
そのため、もしあなたが
- 辞めさせてくれなくて困っている
- 自分から退職を切り出しにくい
- トラブル無くすぐにでも辞めたい
等の場合は迷わず労働組合が運営する退職代行サービスを利用することをおすすめします。
嫌な仕事は我慢し続けるべきではない
- 我慢強さがつく
- スキルが上がる
- 経験ができる
- 信頼される・人脈が作れる
など、嫌な仕事でも我慢し続けることで得られるものがあるのですぐに辞めずに我慢した方が良い。
などと我慢を肯定化する意見もありますがこれらの意見は根拠・裏付け・保証が無いので耳を貸す必要はありません。
どれも抽象的過ぎる話であり、且つ確実性もなく「辛い思いをした自分は凄い」などと自分に酔っているだけの発言です。
確実に得られるものは1つだけ、損の方が大きいのが事実
- 勤務日数が増えるので有給日数が増える
得られるものはこれだけです。
一方で我慢し続けると、
- 神経が磨り減る
- ストレスではげる
- ストレスで睡眠障害になる
- ストレスでうつ病や適応障害になる
など、キリがありません。
つまり、我慢し続けることで得られるもの・損するものを天秤にかけた時に「損するもの」の方が圧倒的に多いです。
もちろん指摘されたからすぐに辞める、みたいな極端な姿勢も問題ですが、そうではなく明確に厳しい職場環境が続いているのであれば辞めた方が良いです。
就職先の職場に恵まれない時は自分の目的からやるべきことを決めよう
職場に恵まれないことは多々ありますが、職場に恵まれないと嘆いてそのまま環境を変化させないことが一番の問題になります。
そのため、嫌な職場に当たってしまったら自分で改善・対処できるならしていただき、難しそうなら退職して次の職場・次の人生に切り替えた方が得策です。
仮に仕事を辞めても人生が終わるわけでもないので、ご自身にとって寄りより職場環境を求めて行動していきましょう。
はじめて退職する方は不安も多いかと思いますので、その際は以下の記事もご参考になさってください。