windows10のアイコンやフォルダなどに青い矢印が付いている理由と消す方法を解説したよ。
自分のPCにも表示されたので調べたんだ。
windows10のファイルやアイコンに青い矢印がついている理由
windows10のファイルやアイコンに青い矢印がついている理由は「ファイル/フォルダの内容を圧縮してディスク領域を節約する」という機能によるものです。
青い矢印が表示されているフォルダやアイコンはそのファイルやフォルダが圧縮されていることを表しており、青い矢印が表示されているということはお使いのPC(windows10)の容量がパンパンになって来ている、空きの容量が不足している、ということです。
【注意】ファイル容量不足は速度低下とPC故障の原因となる
読み込み・書き込み速度が落ちます、操作上かなりストレスを感じて不便になります。
また、速度低下を放置し続けるとPCの動作にも不具合が生じる恐れがあります。
Windows10のアイコンの右上についた矢印を消す方法は2パターン
該当のファイル1つだけを消す場合
青矢印のついたファイルを右クリック。
「プロパティ」をクリック。
「詳細設定 ①」をクリックすると「属性の詳細」という画面が表示されるので「内容を圧縮してディスク領域を節約する ②」のチェックを外し、「OK ③」をクリック。
クリック後のプロパティの画面で再度「OK」をクリック。
「属性変更の確認」という画面が表示されます。
「このフォルダーのみに変更を適用する」「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」の選択肢が出てきます。
このフォルダーのみに変更を適用する | フォルダのみ青文字矢印が消える |
変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する | フォルダおよびフォルダ内の各ファイルまで青文字矢印が消える |
必要な方にチェックを入れて「OK」をクリック。
このように青文字矢印が消えました。
全てのファイルを一括で消す場合
まず、エクスプローラーを開きます。
「PC」をクリックし、続けて「ローカルディスク(C:)」を右クリックして「プロパティ」クリック。
「ローカルディスク(C:)」は「Windows10(C:)」と表示されることもあります。
「エクスプローラーを開きます。」がよくわからん!って人へ。
「PC画面上にあるフォルダ ①」を右クリックしていただくと同様に画面になるので、画面のように「PC ②」をクリックしていただければ同じ箇所に進めますよ。
「ローカルディスク(C:)のプロパティ」という画面が表示されるので「このドライブを圧縮してディスク領域を空ける ①」のチェックを外して「OK ②」をクリック。
「内容を圧縮してディスク領域を節約する」ことでのデメリット
パソコンの性能にもよりますが、圧縮対象のファイルによってはパフォーマンスが低下することもあります。とはいえ、一般的な使用の範疇においてはほぼ問題ないです。
ネットを使う、メールを使う、ワード、エクセル、パワポなどの仕事で使うファイルの編集、など基本的な使用の範疇においてはほぼ問題ないと感じます。
なお、ドライブの圧縮機能はハードディスクやSSDなどNTFSフォーマットされたディスクドライブ専用の機能ですのでUSBメモリーやSDカードはドライブの圧縮の対象にはなりません。
自分でドライブを圧縮してディスク領域を空ける設定を行う手順
自分で圧縮設定をしたいときは上記の「Windows10のアイコンの右上についた矢印を消す方法は2パターン」を参考に、外したチェックを入れていただければ設定できます。
該当のファイル1つだけ設定する場合
「詳細設定 ①」をクリックすると「属性の詳細」という画面が表示されるので「内容を圧縮してディスク領域を節約する ②」のチェックを入れて、「OK ③」をクリック。
クリック後のプロパティの画面で再度「OK」をクリック。
全てのファイルを一括で設定する場合
「ローカルディスク(C:)のプロパティ」という画面が出るので「このドライブを圧縮してディスク領域を空ける ①」のチェックを入れて「OK ②」をクリック。
アイコンの右上の矢印が消えない、、、と慌てないで
いきなり青矢印のアイコンがでてくると「なんだ?」と心配しますが、容量を使い過ぎたことによるPCの自己防衛本能みたいなものです。
容量が増えすぎるとPCエラーの原因になるので容量を抑えるべく、クラウドや外付けハードなどを使ってPCの容量を軽くしてあげてくださいね。