一度休むと行けなくなるし会社を休んだまま辞めることもある

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一度休むと仕事に行けなくなると感じている時点で今の職場環境に対する何かしらの拒否反応が起こっていることは間違いありません。

休みの期間を長引かせるべきか、会社そのものを辞めるべきか?真剣に検討する段階に入っていると考えられます。

そこで本記事では、一度休むと会社に行けなくなる際の心理状態辞めるか休みを継続するか?の考え方について解説します。

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仕事を一度休むと行けなくなることは多い

一度でも休むと仕事に行けなくなるというケースは少なくありませんが、その多くは職場での人間関係や職場環境などに影響されることが多いです。

【事例】仕事を休んだら行けなくなった

【事例】会社を休んだまま辞めることを検討することも

会社をしばらく休んでいます。原因は上司からの暴言であることを 主張したものの、社内調査したがそういった事実は見られないと 人事に言われてしまいました。これ以上の休みは認めないから 復職か退職か決めて欲しいと言われたのですが、肝心のところが うやむやのまま復職は不安しかないです。辞めるしかないのでしょうか。

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仕事に行けないと感じる時は適応障害の可能性

仕事に行けないと感じるときは適応障害になってる可能性が考えられます

この場合、「仕事に行けない」「仕事に行きたくない」と考えることが多くなり、今の状態を無理をして我慢し続けでしまうと症状が悪化し二次障害を引き起こしてしまう可能性すらあります。

仕事に行けない時は「甘えではないか」などと自分に厳しく判断してしまうことがありますがそんなことはありません。

甘えや根性といって話ではなく、適応障害はれっきとした病気の症状であり、心療内科などを通じて適切な治療を受けて治さなくてはいけません。

適応障害であれば原因が明確であることが多いので、いま自分が苦しんでる原因を振り返っていただき、その上で心療内科に相談して対応していきましょう。

仕事に行けないと感じた時にどう判断して行動すべきか?について詳しくは以下の記事もご参考になさってください。

関連記事仕事に行きたくないと拒否反応が出たら異動や退職を検討した方が良い



休んだ方がいいサイン

1.仕事を体調不良で休みすぎになった場合

例えば一週間に何度か、もしくは月に何度か休むという状況が数ヶ月続いているといった場合は休みすぎの範疇に入ると考えられます。

この場合、今の職場環境があなたに会っておらず休んだ方がいいサインと言えます。

一ヶ月に一度休むぐらいなら気にし過ぎない

一か月に1度休むぐらいなら人によっては不自然な話ではありませんので過度に心配しすぎる必要はありません。

ただしそれが何ヶ月も続き改善されないようなら、適応障害やうつなど精神的な問題を抱えている可能性があるので、念のため心療内科に相談したほうがいいでしょう。

2.吐き気や涙などがでる

精神的な問題が吐き気や涙など身体的な症状に直接的に現れ始めたら休んだ方がいいサインです。

体に症状が現れるということは、明らかに無理を抱えている状態と言えます。

3.食欲が減退した

普段と比べて食欲が減退した場合も休んだ方がいいサインと考えられます。

明確な体調不良、風邪や病気などがないにも関わらず、普段と同じようなものを食べようとしても食欲の量が減ったり、食欲そのものがわからない、という状況であれば精神的な問題で食欲が減退している可能性が考えられます。

そのため普段の仕事が精神的な問題に影響を与えている可能性は十二分にあります。

内科や心療内科に早期にかかっていただき、医師に現状を伝えた上で仕事を継続するか一時的に休むかを検討していきましょう。

4.ふらつく

特にこれといった病気や怪我などがない状態で、普段の生活をしているにも関わらずふらつきが多くなってきた場合は精神的に参っている状態である可能性が高いです。

そして精神的な問題の原因は普段から接することの多い職場環境や仕事の内容に起因している可能性が考えられます。

私自身ふらつきにより仕事を続けるのが困難になったことがありますが、こればかりは我慢しても解決のしようがないので無理やりにでも仕事から離れて心の休息を取る必要があります。

5.虚無感を感じ続けている

ふらつきの原因にもなっているのですが、行なっている業務に対して虚無感を感じる期間が長くなってきた場合は注意が必要です。

長い間虚無感を感じ続けると希望した成果がない、そもそも変化が見られない、そんな状態が続くことになります。

人は希望した成果や何かしらの変化がない状態が一定期間続いてしまうと強いストレスを感じて精神的に強く落ち込むことがあります。人はそこまで強くありませんので、虚無感を感じ続けているときは今の職場から離れて気持ちを休めてください。

休んでも解決しないときは退職も視野に入れること

仮に休暇を経たとしてもそれだけでは根本的な問題が解決しないとわかっている場合は退職を視野に入れる必要があります。

根本的な解決をする必要がある

例えば職場環境における、上司との関係性や周囲との人間関係などがご自身にとっての強いストレスの原因になっている場合、一時的に休んだとしても復帰した後に再発する可能性があります。

それでは根本的な問題の解決にはなりません。

こうした場合、異動申請するか退職や転職を検討し問題の原因から物理的に離れる必要があります。

あえて休んで新しいキャリアを検討することもアリです

職場環境ではなく今携わってる業界や仕事そのものが嫌な場合は新しいキャリアを検討することアリです。

例えば会社を辞めることで失業手当をもらったり、職業訓練校に通って給料をもらいながら新しいスキルを勉強することも可能です。つまりお金をもらいながら新しい技術を身につけて、今とは違うキャリアに進むこともできます。実際問題その流れから幸せになった人も少なくありません。

休んでも根本的な解決にならない時は退職や転職という選択肢も踏まえてキャリア形成を再考してください。

まとめ

一度休むと会社に行きたくないと感じている時点で今の職場がご自身にとって適した職場でないことは明白です。本当に興味のある好きな職場であれば、休んだとしても復帰しようという意欲が湧いてくるものですから。

精神的な問題はご自身を取り巻く環境によって一概には言えませんが、間違いなく言えることは我慢せずにご自身を休める時間を通る必要があるということです。

短期的な休みになるのか、中長期的な休みになるのか、そもそも退職した方がいいのか?はご自身の希望や状況によって異なると思いますが我慢をしすぎて心身がボロボロになる前に、ご自身をいたわってあげることを最優先としてください。

この機体の開発者
スミ入れがんばる
うちやま(内山智明)

新卒で入社したブラック企業で月の残業168時間、気合努力根性の精神論だけで詰められ、簡単に辞めさせてくれない毎日を過ごして退職するまでに苦労した経験がある。現在は株式会社BuildingBlockの代表となり、自身の経験を元に、会社を辞めたいのに辞められない・辞めると言い出しにくい人向けに退職や辞め方に関する情報発信を行う

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