先に断っておくと僕は蜘蛛や虫が苦手です。汗
この記事を書いてる途中で体調悪くなったぐらい(苦笑)苦手です。
その前提があった上で、敢えて“足の長い蜘蛛さんの良さ・存在理由”について書いてみました。
この記事を読んだら足が長い蜘蛛って見た目とは裏腹に、実は人間にとっては良好なパートナーであることがわかると思います。
もしかしたら今後の見方・ふるまい方が変わるかもしれません。。。
足の長い蜘蛛がイエユウレイグモなら益虫です
イエユウレイグモは白色~乳灰色の色をした大型の屋内性の蜘蛛。
体に対して異常に長い歩脚が特徴的で、北海道を除く日本各地で生息しています。
巣を張って待ち伏せて捕えるタイプの蜘蛛で、人間にとって害のある虫(害虫)を捕獲して食べてくれる存在なので「益虫(人の役に立つ虫)」とされています。
イエユウレイグモ自体はとても臆病な蜘蛛なので人間に襲ってくることはありません。
また、毒蜘蛛ではないですから気にならない人は無理に駆除せず放置して益虫としての活躍を応援してあげましょう。
見た目が怖い・気持ち悪い!という感情論を抜かして(気持ちはわかります!)事実だけを書いています。汗
足の長いアシダカグモも益虫だよ
「アシダカグモ」も足の長い蜘蛛としては有名。
主に人家に生息し、ゴキブリなどの衛生害虫を捕食するためアシダカグモも益虫となります。
アシダカグモは夜行性なので昼間に見かける事は少ないですが、夜になると家の中を徘徊しはじめます。
めったに人間には近付きませんし、害虫だけ捕食しつくしたら勝手に外に出ていきます。つまり、人間にとっては有難い存在のはずなのですが、その不気味な姿態ゆえに忌み嫌う人も多くいます。
見た目とは裏腹にもの凄く活躍してくれるからできるだけ駆除しないであげて。。。
人間に影響するほどの毒は持ち合わせていない
アシダカグモは捕獲する昆虫にはダメージを与えるレベルの毒を持ち合わせますが、人間に対しては無毒に等しいレベルなので危険はありません。
「足の長い蜘蛛みたいなやつ」ならザトウムシです
こういうやつ、たまに見る。汗
蜘蛛とは違いますが似ている昆虫に「ザトウムシ」もいます。
ザトウムシ(ザトウムシ類、座頭虫、Harvestman)は、鋏角亜門・クモガタ綱のザトウムシ目(Opiliones)に属する節足動物の総称。長い脚で前を探りながら歩く様子から「座頭虫」と呼ばれます。
ザトウムシとクモの違い
非常に脚の長いものがあり、豆に針金の足をつけたような独特の姿をしているので足の長い蜘蛛と誤解されやすいですが蜘蛛とは全く違う虫。
蜘蛛の仲間でもありませんし、昆虫ですらありません。
蜘蛛ではなく「ダニ」の種類に入ります。
主に森林・樹木・葉の下・川の下など暗く湿った場所に生息し、主に夜中に活動します。(夜行性)
ザトウムシに害はなく、シンプルに気持ち悪いだけ
感情的な発言でザトウムシ先生には申し訳ないのですが、ぶっちゃけ「気持ち悪い」です。
生理的に受け付けない。汗
ですが、毒もなく「無害」な存在ですし直接人間に何かしてくる訳でもありませんので害虫というわけでもありません。
ただただ「気持ち悪い」だけです。汗
ザトウムシが家に発生しないための予防対策
獲物がいる場所や湿度が高い場所に出現するため、こまめに家の中を掃除&湿気対策することで遭遇を避けることが出来ます。
【参考】家に出る蜘蛛は基本的には毒蜘蛛ではない
日本には約1,200種類もの蜘蛛が存在します。
ですが、毒を持っている蜘蛛は実はさほど存在しません。よって、家の中や家の周りで毒蜘蛛に遭遇する可能性はきわめて低いです。
むしろ、解説してきたように害虫やハエ・ゴキブリを捕食してくれる益虫であることが多いので、実は人間としては友好的なパートナーといえます。
ただし、益虫とはいえ「生理的に無理!」という人は多いでしょうから(僕も無理っす。汗)、「どうしても嫌!」という人は蜘蛛が家の周囲に近づかないよう殺虫剤を撒く等して対策しましょう。
蜘蛛を駆除・対策する方法1・2・3
あまりにも家の中や家周辺で頻繁に蜘蛛を見るなら蜘蛛が大量繁殖している可能性があり、駆除した方が良いです。
【対策1】殺虫剤で蜘蛛を駆除
蜘蛛に触れることなく退治できるので殺虫剤は重宝します!
なお、ペットやお子さんがいる家では殺虫成分が含まれていない凍結タイプの仕様がおすすめです。
【対策2】クモの餌になる小さな虫を駆除する
蜘蛛のえさとなる小さな害虫などを先に駆除してしまえば餌が無いことで自然と蜘蛛も離れてきます。
【対策3】殺虫スプレーで予防する
蜘蛛の巣が張られそうな場所に殺虫剤をスプレーしておくことで蜘蛛が近寄って来ないので予防になります。
まとめ
益虫である蜘蛛、いや「蜘蛛先生」。
毛嫌いしてスイマセン。ほんとにスイマセン。
すごくありがたいことは頭ではわかっています。
。。。。でも、でもキツイんです。汗
今後お会いしたときは、せめて駆除しないよう、なんとか外に出ていってもらうように僕も頑張ります。
それが僕ができる最大限の譲歩です(´;ω;`)
蜘蛛先生、すまん。。。
実はこの子も「益虫」なんだ。。。