会社の上司や同僚から「辞めて欲しい」と思われるような挙動やサインを受けた際の見極め方や今後の立ち振る舞いについて解説します。
自身が辞めさせられそうになった場合の対処法がわかれば、今後勤務し続けるべきか?転職した方が良いか?の目安がわかるので、これからのご自身のキャリア形成を検討する際の指針としてご参考になさってください。
本記事のまとめ
- 辞めて欲しい人向けのサインを見分ける
- サインが出てきたら自己改善か退職を検討する
- 居心地の悪い職場なら離れた方が良い
- 自分から辞めるのが難しい時は労働組合が運営し、弁護士監修体制もある退職代行トリケシへの相談がおすすめ
会社を辞めて欲しい人に出す9つのサイン
私の会社であった実際の上司の行動。
社外の人(取引先)の人たちへ、辞めて欲しい人の悪口を言い触らす。
会社がやめてほしい人にする行動その人に出来ない仕事を与え、無理な… – 教えて!しごとの先生 | Yahoo!しごとカタログ
仕事を与えない。 仕事を振らない。
わけのわからない因縁をつけてくる。
会社側には強制的に労働者側を辞める権利が無いので、上記の例のように間接的に嫌い・不要である旨を伝わるように仕向けてくることがほぼです。他にも具体的には以下のような対応を取られることがあります。
1.誰でもできる簡単な作業ばかり振られる
急にこれまでと異なり誰でもできる簡単な作業ばかりを任されるようになったら辞めて欲しい人向けのサインと言えます。これは、仕事ができない人に対して「あなたにはもっとやれることがないのか?」もしくは「今後はこんな仕事しか与えないよ」といった意味合いで与えられることが多いです。
例えば、社内で新しいプロジェクトが始まった際、他のメンバーが重要な役割を担う一方で、辞めて欲しいと思われている人だけは簡単な作業を担当することになり、それ以上の職務や権限を与えられなくなります。中には「こんな作業は誰でもできるよね」などと嫌味を言われて精神的に疲弊することもあるでしょう。
しかし、誤解をしている場合もあるのでこうしたサインが出されたからといって必ずしも即辞めるべきとは言いません。まずは自分自身の弱みや現状の課題を見直し、上司や同僚に改善点を聞いてみてください。
その上で、相手にされないようであれば辞めて欲しい人向けの対応だと判断して異動や退職を検討してください。
2.明らかに許容範囲を超えた仕事や理不尽な仕事が与えられる
明らかに許容範囲を超えた仕事や理不尽な仕事が与えられる場合は辞めて欲しい人向けのサインと考えられます。
許容範囲を超えた仕事とは、例えば1人で担当するには難易度の高いプロジェクトを一方的に与えられたり、休日出勤や残業が当たり前のように要求されたりすることが挙げられます。
厚生労働省のパワハラ 6類型を参考にすると、あまりにも公平性の無い仕事量を割り振られることはパワハラ6種型に該当する職場のパワーハラスメントとして認められることがあります。
ハラスメントを行ってくる程の振る舞いということは、辞めて欲しい人向けのサインと考えるべきです。
何度も同じような理不尽な仕事を与えられるようであれば、異動や退職・転職も検討してみてください。
3.急に仕事の量が減らされる
急に仕事量が増えるのと同様に急に仕事の量が減らされるなら厚生労働省のパワハラ 6類型に該当するので辞めて欲しいと思われているサインとなります。
例えば、ある時期まで多忙だったのに急に仕事が減ってしまう、新しいプロジェクトに参加することができなくなる、などが該当します。
このサインが出た場合、まずは上司とのコミュニケーションを図り「最近仕事が減ってきたのですが、もう少し手伝えることがあれば教えてください」などと相談してみましょう。
その上で、上司からの反応が悪かった場合は退職や転職を検討してください。
4.急な異動で望んでもいない部署に配置転換させられる
急な異動で望んでもいない部署に配置転換される場合、辞めて欲しいと思われているサインと考えられます。
例えば、エンジニアとして技術的なスキルを求められる仕事に従事している方が、突然営業職に異動させられる、といった配置転換が該当します。
(労働条件の明示) 第十五条 使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省令で定める事項については、厚生労働省令で定める方法により明示しなければならない。 ② 前項の規定によつて明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。 ③ 前項の場合、就業のために住居を変更した労働者が、契約解除の日から十四日以内に帰郷する場合においては、使用者は、必要な旅費を負担しなければならない。
労働基準法第15条
そもそも仕事内容は入社時の雇用契約書にさだめられており、雇用契約書と実際の現場での労働条件・仕事内容が異なる場合は違法行為となります。
もし異動や配置転換が自分にとって不利益なものであるなら、雇用契約書を元に上司や人事担当者に相談してください。その上で、状況が改善されないなら嫌がらせや辞めさせる行為と判断し、退職の上、新しい環境でチャレンジすることが自分自身の成長にもつながるでしょう。
5.上司からの注意が増える
急に上司からの注意が増える場合、辞めて欲しいと思われるサインの可能性があります。
もし上司からの注意が増えたら、自分自身の行動を振り返り改善するように努め、上司とのコミュニケーションを密にして改善の進捗状況を報告していきましょう。
その上で、対応が変わらない時は嫌がらせや辞めさせる行為と判断し、異動や退職・転職を検討した方が良いでしょう。
6.上司からのハラスメントが増える
上司からの理不尽な批判や暴言、業務上の不当な要求など、職場で上司からのハラスメントが増えるなら退職させようとするサインと考えられます。
例えば、「こんな簡単な仕事もできないのか?」「いつまでたっても完成しないのか?」といったような否定的な発言を人前で言われたり、急に残業や休日出勤を命じられたりするようになったらハラスメントと判断してください。
まずは自分で解決しようとする前に人事部門や上司の更に上役に相談してみてください。場合によっては弁護士を介して法的な対応を取る必要もありえます。
どうしても状況が改善されない時は異動か退職も視野に入れてください。
7.普段から無視されるようになる
会話が少なくなったり、挨拶をされなくなったり、他にも会議に呼ばれなくなったりなど、普段から無視される回数が増えたら、辞めて欲しいと思われるサインの可能性があります。
まずは相手に相談し「最近、話す回数が減りましたが何かしてしまいましたか?」などと歩み寄ってください。それでも状況が改善されない時は異動や退職を視野に入れた方が良いでしょう。
8.本人に対して嫌がらせや悪口を言われる
それまで無かったのに急に嫌がらせや悪口が増えてきたら辞めさせたいという意図を含んでいる可能性があります。
例えば、上司が会議中に「あの人は仕事ができないから困る」と発言したり、同僚が背後で陰口を叩いている様子を目撃するなど、明らかに嫌がらせや悪口として認識できるような場合は「すみません、私の仕事に何か問題がありましたでしょうか?」などと直接的に問いただしてください。
上司や同僚からの嫌がらせや悪口は一定の範囲内であれば避けて通れないことが多いですが、決して許されるものではありません。
相談しても状況が改善されない時は異動や退職を視野に入れた方が良いでしょう。
9.報連相が機能しなくなり情報共有や仕事の現状が把握させられなくなる
仕事を円滑に進めるためには適切な情報共有や報連相が欠かせません。しかし、そんな報連相すらないがしろにされるようでしたら嫌がらせを受けている可能性が高いです。そのため、嫌がらせ行為に対してはあなたを辞めさせたいという意図を含んでいる可能性があります。
会社はチームワークで構成される組織です。そんな中で情報共有が意図的になされない状況であればご自身の仕事が進まないだけでなく、担当のクライアントにも影響出てしまいます。
万が一にも仕事で大きな損失を出す前に上司や同僚と相談し、それでも改善されない時は異動や退職を視野に入れた方が良いでしょう。
いまの職場を辞めるべきか?で迷って時は以下も併せてご参考になさってください。
遠回しに辞めて欲しい態度を取られたらどうする?
職場で遠回しに辞めて欲しい態度を取られると「辞めて欲しいのか?」「誤解なのか?」の判断に迷います。そのため、まずは相手に直接アプローチして確かめてください。
自分に問題がある場合は行動改善に努める
自分に問題がある場合、まず自分自身がその問題を認識し、改善するように振舞いましょう。
自分の弱みや課題を分析・理解する
例えば、コミュニケーション能力が低いと感じる場合、自分がどのようなコミュニケーションスタイルをとっているのか?コミュニケーションの仕方で周囲にどんな影響を与えてしまっているのか?を検討してください。
また、改善に取り組んでいることを周囲にアピールすることも大切です。
例えば、改善点を見つけた場合、上司や同僚に対して「ここが自分の課題で、こういう取り組みをしています」と報告すること周囲からの信頼を得られる可能性があります。
改善には時間がかかるものですが、焦らずコツコツと取り組むことが大切です。
自分で分からない場合は上司や同僚に相談して改善点の意見を求める
自分で自分の素行やマイナス点が理解できない時は上司や同僚に相談してフィードバックをもらいましょう。改善点は何か?などを聞いてみることで自分自身の課題を発見し、改善につなげていきましょう。
コミュニケーションスキルやビジネスマナーを身につける
会社が人間関係で構築されている以上、コミュニケーションスキルやビジネスマナーも大切になります。周囲からの信頼を得られるよう、ビジネスメールの書き方やプレゼンテーションのスキルを磨くなど地道に取り組んで信頼を取り戻していきましょう。
明らかにハラスメントや理不尽な場合は異動届を出すか退職する
明らからなハラスメントや理不尽な扱いを受けている場合、異動届を出すか退職を検討してください。
第五条 使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。
労働契約法 | e-Gov法令検索
ハラスメントは労働者の心と体の安全に影響がある行為であり、ハラスメントが起こる職場ということは労働契約法5条で定められた使用者である会社側が労働者の生命、身体などの安全を確保しつつ労働することができる環境を用意できていない職場、となります。つまり、労働契約法5条に反している状況(違法な状況)ということです。
加えて、ハラスメントはハラスメント防止法(正式名称:改正労働施策総合推進法)違反にも該当します。
いずれの場合でも法律に反した状況であることに違いは無いので、会社側には「身の安全が保障されないため」と伝えて退職処理を進める、もしくは異動申請を進めましょう。
会社側から見た職場を辞めて欲しい人の特徴とは?
成果が出る・出ないで判断されやすいですが、それ以上にやる気やモチベーションが感じられない、コミュニケーション能力が低くルールを守らない(自己中)などの方がよく見られます。
周りの人たちがコミュニケーションを図りながら仕事を進めようとしている中、一人だけ孤立し、協力的でない場合でいると会社側としては扱いにくさを感じるものです。
やる気やモチベーションが感じられない・少ないと感じる
たとえば、会議に出席しても態度が消極的で、自分から積極的に意見を出すことがなく、周囲の話を聞かない場合や、与えられた業務に対しての取り組み方が手を抜いたりいい加減だったりする場合など、やる気やモチベーションが感じられない・少ない相手には会社側から見ると印象が悪いと言えます。
仮に業務が順調に進んでいなくとも、上司や同僚に相談して改善点を求めるなど積極的にアプローチする姿勢が無いと、会社側としてもポジティブな評価は下しにくいと言えます。
仕事の成果を挙げることが出来ない
仕事はボランティアでは無いので成果が求められます。
ドライな言い方かもしれませんがそれは事実であり、成果を挙げられないとその人の存在意義が薄れてしまいます。
例えば、営業職であれば成約数が少なく売上が上がらない、プログラマーであれば期限に間に合わずタスクを達成できない、などになると会社としても評価を与えることできず印象が悪くなるのは致し方がありません。
成果が出ない理由は様々ありますが、スキル不足や業務に対する理解不足などが多くを占めます。そのため、自分がどのようなスキルを身に付け、どのような業務に関して理解が足りないのかを把握し、上司や先輩にアドバイスを求め、試行錯誤を繰り返しながら改善を進めていく必要がありません。
コミュニケーション能力が低く、周囲とのチームワークが構築できない
職場で仕事をする上で大切なのは単に自分の能力だけではありません。コミュニケーション能力やチームワーク能力も重要な要素です。そのため、それらを欠いた人は職場で孤立し、仕事に携わることが難しくなる傾向があります。
会社のルールやマナーを守らない
会社のルールやマナーチームワークを築くことはできないと業務の連動や同僚との協力仕事の分担などがうまくいかず業務効率の悪化もしくはお互いにストレスを感じることになります。
会社で勤務する以上、コミュニケーションやチームワークは必要な要素です。そのため周囲と良好な関係を築いていくことが求められます。
自己中心的で協調性がなく、自分の権利ばかり主張する
職場で自己中心的な態度をとり自分の権利ばかり主張するタイプは職場の雰囲気は片瀬周囲からも厳しい目で見られることがあります。
自己主張すること自体は間違っていませんが、自己中心的になると同僚や上司と対立するきっかけとなってしまいますし、その後の昇進や評価にも影響を与える可能性があります。
よって、自分以外の人々の意見や要望に耳を傾けつつ相手の立場を配慮した上で自身の意見を伝えていく。チームとしての目的や目標に合わせ行動を心がけ、自分の役割や責任を果たすことも必要です。
【補足】辞めて欲しい人ほど辞めないと会社側も理解している
辞めて欲しい人ほど簡単に辞めないというのは会社側も理解しています。また、会社は立場上、労働者を強制退職するような権利を持たないためあまりに直接的な好意ができない立場にあります。
以上を踏まえた上で、自主的に労働者が辞めてくれるような手段を講じてきます。
自主退職に追い込む方法を探っている
例えば、パフォーマンス評価で高い評価をつけておきながら明らかに仕事を減らす。必要以上の無茶ぶりを強いてくる、などから自主的に辞めるように追い込んできます。
辞めて欲しい雰囲気を作る
要するに、居心地の悪さを感じてもらい自分から辞めるように仕向けられるわけです。
上述したように会社側には労働者側を強制的に辞めさせる権限が無いので下手に過激な発言をするわけにはいけません。そのため、労働者側が自分から辞めたくなるような状況を徐々に作っていき、普段の居心地を悪く感じさせます。
辞めさせたい人に対する態度を受けた方が転職する際の注意点
少し厳しい言い方になりますが「この人を退職させたい。」と周囲から思われ、そのような振る舞いをされた人はその人自身にも何かしら問題がある可能性があります。
そのため、転職時には自身が周囲からネガティブに見られる可能性のある要素をあらかじめ洗い出し、転職活動時に相手からネガティブに見られないよう対策する必要があります。
a.辞めて欲しいと思われた理由を分析する(自分の弱み分析)
周囲から辞めて欲しいと思われた理由を可能性がある限り洗い出しましょう。
たとえば、チーム内でのコミュニケーションが円滑に行われなかったのであれば自己主張が強く、周囲の意見を聞かない可能性や傾向があるかもしれない。
仕事に取り組む姿勢を指摘された場合は、モチベーションの維持に問題があるかもしれない。(飽きっぽい、など)
採用担当の人を見るプロです。少しの面接の時間でもあなたの性格や特性を見抜いてきますので、事前に自身の問題点があるのであれば、問題点に対してポジティブな伝え方になるようにあらかじめ準備しておきましょう。
【例】
- 自己主張が強い→人よりも意欲的に発言・行動することが多い
- モチベーションの維持に問題がある→様々なことに関心を持ちやすい
b.辞めた理由を前向きな内容に言い換える
会社側から辞めさせられた場合、素直に伝えるのではなく「自己成長のために転職を決意しました」「自分が本当にやりたいことにチャレンジしたいために退職しました」などと伝えましょう。
また、ハラスメントや理不尽な扱いを受けたことが退職の原因だった場合、「法的にブラックもしくはグレーな、活動を行う職場でこちらから業務改善の指摘を繰り返したにも関わらず一向に職場の傾向が変わらなかったため、新しい環境で自分の力を発揮できる場所を探しています」というように前向きな言い方にすることで相手に自分の強さを印象づけることができます。
c.転職先の選び方は前職の状況を踏まえて問題が再発しないようにする
前職で「辞めて欲しい」と思われた理由を分析し、前職での問題が再発しないよう転生先を選びましょう。
例えば、前職でのコミュニケーション能力の低さが原因で辞めさせられた場合、転職先ではチームワークやコミュニケーション能力が求められる職種や業種に就くことは避け、自分の得意分野を生かせる職種や業種を選ぶことが良いでしょう。
他にも、前職でのストレスや人間関係が原因で辞めた場合、体育会気質や、イケイケのベンチャー気質ではない、もっと落ち着いた就業環境・企業文化のある会社を選んでください。
転職活動は新たなスタートを切るための大切なチャンスです。前職での問題をしっかりと分析し、自己改善をすることで今後のキャリアアップにつなげましょう。
d.転職活動は秘密裏に行う
現在の職場に勤務しながら転職活動を行う場合、週に転職活動がばれないようにしてください。
転職活動がばれると上司や同僚からの引き止めや嫌がらせにつながる可能性があります。
転職に関する情報を公共の場で語らない、SNSなどのオープンな場で転職活動に関する投稿をしないようにする、面接や面談の日程を職場のスケジュールと被らせない、など転職先が決まるまで職場に伝えないよう過ごしてください。
e.現職ではバックレせずに最後まで仕事を全うする
バックレは法的に認められていない止め方になるため、万が一にもバックレによる退職をしてしまうと、呼び戻されたり、場合によっては損害賠償請求に繋がる可能性もゼロとは言えません。
また、バックレの度合いによっては懲戒解雇処分になることもあり、その場合次の転職先に懲戒解雇されたことが確実に伝わります。そのため転職活動においてもご自身が不利になるだけです。
社内でのトラブルや対立も回避するよう、残された業務に対する引き継ぎに真摯に対応し、周囲への挨拶やお礼の言葉も忘れず伝えながら円満退職を心がけましょう。
引き継ぎのコツとして
引き継ぎでは担当業務について必要な情報や手順を文書化し、担当者に丁寧に伝えてください。ご自身だけがわかる言葉ではなく、第三者が聞いても理解ができる世に伝えましょう。
また担当してる業務範囲も明確化しておいてください。例えば、「この案件はまだ途中ですが、次に担当する人はこのフォルダを確認してください。」などと言って、引き継ぐべき点を具体的に伝えます。
退職後の生活費が心配な方へ
退職した場合、退職後の当面の生活費問題に直面します。そのため、最寄りのハローワークで失業手当の申請は必ず行ってください。
ただし、失業手当は3ヶ月ほどしか支給されません。
その間に次の職場に転職できるなら問題ありませんが、3ヶ月以上の期間が発生する可能性があり当面の生活費に対して不安が残る方は失業手当と並行して国から支給される「給付金制度」にも申請しておきましょう。
給付金は最大28ヶ月に渡って受け取ることができる可能性があります。
以下の条件に該当する方は給付金対象となるので、退職を検討する際は必ず申請しておきましょう。
【条件】
- 社会保険に1年以上加入している
- 退職日まで2週間以上ある
- 次の転職先が決まっていない
- 20歳以上
退職後の給付金は自分で申請しなければ受け取ることが出来ない制度です。
退職後の当面のお金(生活費)に対して心配な方はぜひ申請して受け取ってください。
職場を辞めて欲しい人、になってしまう特徴やキッカケ
会社や仕事を辞めて欲しい人と思われてしまうには相応のキッカケがあります。
上司です。
私より4年早く入社していて、10歳年上です。
とにかく臭いんです。口臭?体臭?というかなんだか独特のにおいがします。
近づかないで、気持ち悪くなるから!と思います。髪の毛だって洗ってるのか、洗ってないのか分からない人です。
髭だってちゃんと剃らない人です。生理的に受け付けられません。
一度、真夏に小さな倉庫でその上司と二人きりになったときは、あまりの臭いに気持ち悪くなりました。吐いちゃうかと思いました。ホント、辞めて欲しい!
職場で辞めて欲しいと思う人はどんな人ですか? – 上司です。私より4年早… – Yahoo!知恵袋
やる気のない人
職場で辞めて欲しいと思う人はどんな人ですか? – 上司です。私より4年早… – Yahoo!知恵袋
後ろ向きな人
和を乱す人
辞めてくれた人なんですが、40才バツイチ子持ちで何人も次から次へと彼氏が変わり、そのたび彼氏ができたのやら別れたのやら自慢や悲しいって相談…。仕事もたいしてしてなかった。退職理由は何人目の彼か知りませんが再婚。皆におめでとう言ってもらいたいって丸見えでしたよ。
職場で辞めて欲しいと思う人はどんな人ですか? – 上司です。私より4年早… – Yahoo!知恵袋
- 清潔感に問題がある
- マイナス思考の人
- 仕事もせずにプライベート押しの人
などが挙げられます。他にも、
仕事をやらない人や仕事ができない人、
人を心を傷つけたり、病院行きや退職まで追い詰めた女上司に天罰が下ればいいのにと思ってしまいます。先々月から同じチームになった女上司が最悪です。
人員を減らしたいので、なかなか移動も難しく、奇跡的にここを離れられますようにと毎日祈っています。
人を心を傷つけたり、病院行きや退職まで追い詰めた女上司に天罰が… – Yahoo!知恵袋
しかしサポートのチーフ三人の精神をがたがたにして、現在休職者をだしています。
辞めた新人も数人います。本人はケロッとしていて世渡り上手で仕事も出来ます。
表面的には仕事も出来て長年付き合ってるカッコイイ彼氏もいます。実に楽しそうです。
彼女の事を考えないようにしたいのですが、こっちまでおかしくなりそう。
何故天罰が来ないのかな?世の中、因果応報ってないのかな?って思います。不幸をした人が何人もいるのに…。
自分を傷つけてくる態度を取る人、
休みが多すぎる・精神的にトラブルを抱えている人、など。
何かしらの不快感を感じさせてしまうことが辞めて欲しいに繋がると考えられます。
言い換えると、普段の自分の行動を振り返ったときにこのような行動をとっていたら周囲から『辞めて欲しい』と思われてはじめている、と考えた方が良いでしょう。
居心地の悪い職場を辞めることで得られるメリット・デメリット
周囲から煙たがれるような対応を取られてる、そんな職場であればご自身とマッチしていないことは明らかです。彼に我慢して居続けていたとしても業務パフォーマンスに影響するだけでなく、過度なストレスを毎日浴び続けるだけで、ご自身にとってのメリットはひとつもありません。
デメリットとして
- 退職することで一時的に収入が減る可能性
- 転職活動にかかる時間や労力
- 次の職場になじめるかどうかの不安
などはデメリットとして挙げられますが、それ以上にメリットの方が大きいです。
メリットとして
- ストレスが減り心身の健康が向上する
- 自分にとって働きやすい環境を得ることができるので仕事のパフォーマンスが上がる
- その結果として、収入が上がる可能性もある
- 自分に合った職場や仕事に出会える可能性が高まる
- 新しいスキルや知識を身につけるチャンスが増える
など、デメリット以上にメリットを得られることが増えるでしょう。
【Q&A】周囲から辞めて欲しいと思われた際によくある質問
- Q「会社を辞めて欲しい」と直接言われたらどうしたらいいですか?
- A
まず、なぜそのように言われたのか?を確認しましょう。相手(上司や同僚)との人間関係に問題があるのか?それとも自分自身の能力不足が原因なのか?など、具体的にどこが問題なのかを相手に質問して確認することが大切です。その上で、改善策を検討し、上司や同僚と話し合いを進めていくことが必要かもしれません。
- Q会社を辞めたら、次にどうすればいいですか?
- A
まずは転職活動と考えがちですが、優先すべきは今後の方向性作りです。どうして今回職場で周囲から嫌われてしまったのか?原因をあぶりだした上で、次の職場では同じトラブルが起こらないように配慮する必要があります。こうした転職活動を行うためにも、まずは自身の問題点と今後の方向性作りを優先させてください。それらが固まった上で転職活動を行っていきましょう。
- Q会社を辞めることで、失業保険や退職金はもらえるのでしょうか?
- A
会社都合退職、自己都合退職、退職理由がいずれかの場合によって受け取れるタイミングは異なりますが、離職した日以前2年間に、被保険者期間(※)が通算して満12ヶ月を満たし例れば失業保険を受け取ることはできます。ボーナスに関しては会社ごとのルールで異なりますが、ボーナス時期がご自身が退職する前のタイミングであれば受け取る権利があります。
- Qどうして私が辞めて欲しいと思われたのでしょうか?
- A
上司や同僚からのフィードバックやパフォーマンスレビューなどからあなたが会社にとって最適な人材ではないと考えられている可能性、会社が方針転換や組織再編成を行いあなたのポジションが不要になった可能性、職場での態度や行動に問題があるため、上司や同僚からの信頼を失った可能性などが考えられます。いずれにせよ本当のことを知りたければご自身を辞めさせようと促して来た上司や同僚に直接聞くしか方法はありません。
すぐに辞めたいなら退職代行に相談する
- これ以上は職場環境で我慢できない
- でも、退職を自分で切り出すのは難しい
という状況であれば労働組合が運営し、弁護士監修体制もある退職代行トリケシに相談して辞めてしまいましょう。
確実に退職が成立します。
退職代行はお手持ちのスマホから電話やLINE(メールでも可)か相談が可能。希望があれば相談したその日から代行業者が動き出してくれます。
代行業者が動き出した瞬間からあなたは職場に行くことも連絡する必要も無くなるので、早ければ相談した即日から会社に行かなくても良い状態になれます。
具体的には、
- 確実に退職が成立する
- 法律に則って退職処理するので法的なトラブルがない
- 自分で対応する必要が無いので退職にまつわるストレスが無い
等があります。
そのため、あなたが
- 退職を自分で切り出すのは難しい
- でも、どうしても辞めたい
という状況であれば労働組合が運営する退職代行サービスに相談して辞めてしまいましょう。
まとめ:辞めて欲しい人に取る態度を取られたらどうする?
職場で会社を辞めて欲しいと思われた場合、放置することなく早急に対応する必要があります。自分に問題がある場合は改善に取り組んで信頼を回復させ、一方で明らかにハラスメントや理不尽な場合は異動届を出すか退職するなど今の職場から離れる対応をすべきです。
いずれにせよ現場では周囲からネガティブな印象を持たれている可能性が高いことには違いありませんので、こうした状況下で我慢して言い続けることはご自身の心身を疲弊させるだけです。
辞めるか移動するか転職するかなど、今の状況に留まることなく、次にどうすべきか?を考えて進めていきましょう。
自分で退職を切り出しにくい時に安心して相談できる退職代行
退職代行トリケシ → 退職を伝えにくい状況の方におすすめの退職代行
- 労働組合が運営しているから安心
- ご自身が会社側とやりとりする必要は一切なし
- 退職実績3500件以上の安心感
- 全額返金保証あり!
- 職場への連絡不要!
- 有給や退職金のサポートも可能
- めんどくさい手続きはぜんぶお任せ!
- 退職後の対応もサポート!